【評決】地獄大方針に関する評決 について


 地獄での行動をめぐり上記票決が始まっていますが、『蒼』でもさっそく投票が始まりました。
 票決スレッドで意見を述べましたが、こちらでも少し詳しく補足をしたいと思います。




 私は「3.エルヴォーグを一気に制圧する」を選びましたが、理由は以下の通りです。

  • ノスフェラトゥを相手に戦うときは、常に主導権を握ることが大切。(現に強攻策をとったエルヴォーグ制圧戦では、おおむね有利に戦うことができた。これに対して後手に回った時は、死者の祭壇を失ったり、モンスター地域を蹂躙されたり大きな痛手を被っている)
  • リゥドゥラ、マルヴァスともに同盟を叩く余力を十分残している状況で、開戦のタイミングを相手にゆだねるのは得策ではない。(現にリウドゥラはエンデソレイの周辺を固めているし、冒険者やモンスターアンデッドを温存していた)
  • マルヴァスは無論、リゥドゥラも同盟と交戦する意志をはっきりと示している。(さらに、リゥドゥラは同盟を追い出してエルヴォーグを取り戻そうとしていることが、「エルヴォーグ制圧戦」前の時限トップで流れていた)
  • ノスフェラトゥと並ぶ強敵・トロウルが同盟侵攻を狙っている。
  • これまでの戦争の例から、ノスフェラトゥに打撃を与えれば2〜3ヶ月は動いてこないと考えられる。一時的にでも後顧の憂いを断てば、トロウル戦に万全の態勢で臨める。
  • 新モンスター地域(旧ソルレオン王国)という壁があることと、プーカ行きクエストの参加者がまだトロウルに遭遇していないことから、トロウルの同盟への侵攻までは猶予があると考えられる。


 一方で、欠点もあります。リゼルさんが挙げているもの以外に私が思いつくのは、

  • マルヴァスは第二階層・ミュントスへの入口を抑えているので、いつでも下から援軍を呼べる。下手をすれば王妃直属軍とも全面戦争になる。
  • エルヴォーグを制圧しても、新手のノスフェラトゥ軍が攻めてきた際に民を守れるか未知数。守れなければ希望のグリモアの誓約に反する(→守れない民をやたらに抱え込むのは得策ではない。楓華列島でもこの問題から、マウサツへの援軍派遣で賛否両論が分かれたり、ミナモの同盟入りの申し出に慎重になったことがある)。
  • エルヴォーグ全体まで手を広げると、緊急時の対応が死者の祭壇だけでできるか不安。
  • 食糧の確保が困難。


 利点より欠点を重く見るなら、「5.橋を落して防衛に徹底する」もありでしょう。


 しかし、トロウルの「ザウスの雷」は非常に強力であり、これを使わせないようザウス大祭を阻止することが何よりも大事なことだと思います。そのためには地獄での不安をできるだけなくす必要があり、その点でもっとも優れているのが3だと考え、選びました。


 ちなみに上記の欠点を解決するには「敵軍のみにダメージを与え、グリモアは確保しない」という作戦がいいように思えるのですが……リアシナの最中にここまで考えが及ばなかったのが悔やまれます。
 エルヴォーグの完全制圧を達成した後は、ミュントスに対して上記の作戦を取る必要があるかも知れません。