北方セイレーン王国救援について


 17日のさいたまオフに参加された皆さんはお疲れ様でした。私はスタッフ参加していたのですが、それにふさわしいことができていれば、と思います。


 さて、3月のレルヴァ大遠征以来目立った動きのなかったトロウルが、いよいよ本格的に動き出したようです。
 街角にあるとおり、グリモアガード「百門の大商都バーレル」から「トロウルに攻められた北方セイレーン王国が救援を求めてきている」との情報がもたらされました。
 これを受けて、円卓で対応に関する評決が行われることになりました。
 今回の選択肢は次の3つです。 

  1. <1>北方セイレーン王国への大規模な救援を行う
  2. <2>旧ソルレオン王国方面からの侵攻を行う
  3. <3>護りを固めて静観する


 以下、それぞれについての賛成論と反対論を考えてみたので、挙げてみます。
 なお、次のことを前提として考えました。

  1. 「自らの民を守り、助けるための努力を怠らないこと」「自らの力を高めるべく努力すること」という冒険者の誓いは、同盟冒険者にとって絶対である
  2. 北方セイレーンは現時点では「自らの民」ではない
  3. これに対して旧ソルレオン王国や西方ドリアッドは、「自らの民」である
  4. 北方セイレーンは「同盟と関わる事で他の種族と戦争をしなければならなくなるから、中立の立場を保ちたい」と思っている*1
  5. プーカの聖獣からの「同盟はトロウルの滅亡を望むか」との質問に対し、「否」と答えている*2
  6. 評決の結果次第では即リアイベ


<1>北方セイレーン王国への大規模な救援を行う

  1. 賛成論
    1. 西方ドリアッドを助けようとしたのに、北方セイレーンを助けないのは一貫性がない
    2. トロウルを撃退すれば、「ザウスの雷」を確実に防げる
    3. 北方セイレーンが同盟入りしないまでも、大きく関係が親密になる
    4. 土地勘がないという欠点は、北方セイレーンの助けを受けてある程度カバーできる
  2. 反対論
    1. 北方セイレーンが軍事的な関係を同盟と持ちたがらない以上、助けても同盟入りする可能性は少ない
    2. 攻めている間旧ソルレオン王国が空になる。「旧ソルレオン王国方面の防衛などは、必要に応じて特別なシナリオ等が用意されます」と言うが、それだけで対応できるか不安
    3. 北方セイレーンを攻めているトロウルは囮かも知れず、レルヴァ大遠征の二の舞を演じかねない


<2>旧ソルレオン王国方面からの侵攻を行う

  1. 賛成論
    1. 本国を陥落させれば北方セイレーン侵攻軍も撤退する。手薄にしていれば勝利の可能性は高い
    2. 旧ソルレオン王国を空にせずにすむ
  2. 反対論
    1. 事前の偵察もせずに敵本国へ攻め込むのは無謀
    2. 本国を陥落させても、北方セイレーン王国が大きな打撃を受ける。そうなった場合、トロウルそのものを滅亡させないと「ザウスの雷」を防げない恐れがあるが、プーカへの回答からその選択はできない
    3. 迅速な戦力の集中を行うためには旧ソルレオン王国か西方ドリアッド内にドラゴンズゲートが必要だが、現状見つかっていない


<3>護りを固めて静観する

  1. 賛成論
    1. 時間を稼ぐことで、北方セイレーンの真意を確かめられる可能性がある
  2. 反対論
    1. トロウルが「ザウスの雷」を手にしてしまう
    2. トロウルは全ての種族を敵と見なしている*3ので、北方セイレーンと組む心配はない


 よりよい道を選ぶ助けになれば、と思います。


※9月20日追記
 悩んだ末、私は<1>に投票しました。
 さて、「ザウスの雷」を手にするのに必要な、トロウルの「ザウス大祭」については、『≪ノルグランド傭兵大隊≫シンフォニック・スパイラル オウカSide』『同 エリーゼSide』のオープニングに実際の様子が載っています。
 またこのときトロウルは、狩りの精度を上げるために、いくつかの小部隊を送り込み、村を不意に襲う戦法を取っています。
 北方セイレーン侵攻軍を囮に、同じ手を西方ドリアッドや旧ソルレオン王国で使おうとしている可能性も念頭に置く必要がありそうです。

*1:『≪百門の大商都バーレル≫セレンとの会談』より

*2:『≪ノルグランド傭兵大隊≫六つの難題』より

*3:グリモアガード「西の双璧ノルグランド」(解散)の質問スレッドより。ログがないので記憶違いであれば申し訳ありません