ノスフェラトゥに関する調査結果について


※4/8 一部加筆

 先日円卓に上がった議題ですが、冒険者旅団『蒼』でも議論が始まっています。
(『蒼』の皆様へ:長文発言の繰り返しで申し訳ありません)


 いろいろと意見を述べましたが、こちらで再度整理したものを載せておきたいと思います。興味のある方は参考になさって下さい。


 なお冒険者の数も増え、リウドゥラやパンドラ、王妃と言った名前を初めて聞く方もいるかと思いますので、簡単な解説も載せています。




【人物解説】

 
 パンドラ:ノスフェラトゥ冒険者。陰謀に長け、下記の陰謀を働く(パンドラ尋問参照)。
 ・リザードマンを操って東方ソルレオン王国を滅ぼす
 ・ドリアッドの森の結界を消し、リザードマンを侵攻させる
 ・チキンレッグの同盟加入を遅らせる
 ・リザードマンでの暴動を画策
 ・同盟とソルレオンを戦わせる
 (これらの陰謀により一般人にも多数の死者が出ている)
 目的:グリモアと地上を獲得することによる勢力拡大
 リウドゥラ:パンドラの上司に当たる人物。地獄の中でエルヴォーグを治める一方、地上への侵攻を画策。
 ザンギャバス:リウドゥラの弟。地獄で最強の戦士、残虐な性格の持ち主。同盟も敗北の辛酸をなめさせられた。大作戦「無敵大帝に鉄槌を」で戦死。
 王妃:リウドゥラ、ザンギャバスの親。地獄での最高権力者。 


【大方針】

 (1)ノスフェラトゥを地上から撤退させること
 (2)かつ、地上侵攻をあきらめさせること


【事態打開のための方法】


1.方針
 ノスフェラトゥの注意を死者の祭壇からそらし、その隙に奇襲して制圧、ノスの撤退と住民からの引き離しを狙う。


2.理由
 (1)住民という人質がいる以上主導権は向こうに握られ、不利な戦いを強いられる
(主導権を握られた戦いがいかに不利かはレルヴァ大遠征で立証済み)
 (2)住民のいるところで戦うと多数の犠牲を出す
(「自らの民を守る」という冒険者の誓いに反する恐れ)
 (3)死者の祭壇を制圧して退路を断てば、命を惜しむノスフェラトゥの性格(「リプレイ「ミュントス略奪部隊」参照)から地上を無理に守ろうとせず撤退する可能性が高いと思われる
 (4)重要な拠点なので人質を連れて行って行軍速度を落とすよりは、一刻も早く死者の祭壇を奪回しようとすると考えられる
 (5)パンドラ、リウドゥラともに同盟を甘く見ており、油断をつくことができる


3.メリット
 (1)主導権を握ることができる
 (2)住民を巻き込まず戦うことができる
 (3)リウドゥラを窮地に追い込むことで、交渉のチャンスが生まれる


4.課題
 (1)こちらの意図を隠すこと(奇襲であることが絶対条件)
 (2)地獄への伝令を阻止すること(援軍が来ると大苦戦は必至)
 (3)撤退時に住民を殺していく恐れ(阻止のための戦力を割かねばならない)


5.備考
 今回の指揮官はリウドゥラであることを前提に考察。
 (理由)
 (1)ザンギャバスのように破壊や略奪を働くのではなく、住民を人質に取るという手を使っていることから
 (2)王妃もリウドゥラのように陰謀に長けた人物と思われるが、下記の2点よりいきなり自らでてくる可能性は低いと考えられる
 ・同盟を見下していること(王妃親衛隊の態度から)
 ・地上の覇権をリウドゥラとザンギャバスに競わせていたこと(「死者の祭壇迎撃戦」前の時限トップより)


【今回の考えの前提】


1.現在の状況 
 (1)占領地域にいるのは自らの民であり、救える命をぞんざいにするような行動は冒険者の誓いに反する
 (2)現在は人質を取られ、主導権を握られた状態


2.ノスフェラトゥの態度等
 (1)エルヴォーグ・王妃共に地上侵攻を基本方針としている(前述時限トップ、パンドラ尋問参照)
 (2)ノスフェラトゥは奉仕種族をいざとなれば使い捨てにする(ノスフェラトゥ戦役での人質作戦)
 ※「自らの民を守る」ことを誓わねばならない同盟と真っ向から対立
 (3)他の種族を見下している(パンドラや王妃親衛隊の態度から) 


3.リウドゥラとの交渉・同盟入り
 上記状況判断より、現時点では極めて困難。
 仮に組んだ、同盟入りした場合でも下記のリスク有り。
 (1)情報操作(「ザンギャバス包囲網」でパンドラが語った「地獄では殿下(ザンギャバス)の命を取ることは不可能」ということは、実際には「王妃が戦うなと言えば止めねばならない」ということに過ぎなかった)
 (2)機密漏洩(ゲート転送等)
 (3)ゲート転送による希望のグリモア制圧
 交渉でも主導権を握られている以上、不利な条件をのまされる恐れ大。
 よって主導権を取り、リウドゥラを窮地に追い込む必要がある。