リアルタイムイベント「決戦ダイウルゴス」

※ほぼmixiからの転載です。

 26日はPBW(プレイ・バイ・ウェブ)「無限のファンタジア」(むげふぁん)のリアルタイムイベントでした。
 リアルタイムイベントとは、土曜か日曜、あるいは両方を使って行われるイベントです。1日を使って、例えば巨大生物や相手国と言った強敵と戦ったり、運動会やクリスマスパーティーなどのお祭りをしたりします。
 リアルタイムと言う名の通り、仮に朝の9時に始まるとしたら、私達プレイヤーが過ごしている時間と同じ、朝の9時にリアルタイムイベントが始まるのです。
 また「むげふぁん」には、自分のキャラクターイラストを有料で発注できるサービスがあり、リアルタイムイベント時は、そのイベントのためだけの特別なイラストが用意されます。
 このイラストの発注は早い者勝ちで、発注枠を取れた・取れないで悲喜こもごもの模様が繰り広げられたりもします。
 同じPBWである「シルバーレイン」にも、同様のリアルタイムイベントがあります。

 PBWの魅力は、
「練り上げられ、臨場感あふれる世界観やシナリオ」
「自らのキャラクターの行動をぶつけ、ゲームの歴史を作っていくゲーム」
「やり直しが利かないこと、明確な始まりと終わりがあること」
 であるという説があります。私もそう感じていますし、正しい分析だと思っていますが、リアルタイムイベントはそれをよりいっそう感じさせてくれるものだと思っています。

 26日のリアルタイムイベントは、残念ながらプレイヤー側の敗北でした。
 当初は有利に進んでいた戦局でしたが、背後からも侵攻を受けた上に、二正面作戦を強いられたことで戦力配分がうまくいきませんでした。
 全滅即バッドエンドという最悪の事態だけは免れたものの、双方ともに大損害を受けることとなりました。
 親しいキャラクターの死や、行方不明も経験しました。失われた命は、二度と戻ってくることはありません。そして行方不明になった仲間は、私達の知らない場所で必死に戦っているのです。

 あれから丸2日になる今でも、画面を見るたびに悔しさがよみがえります。拳を握りしめ、歯を噛み鳴らしそうになる自分がいます。そしてこれからどうするかを考えている自分がいます。

 そこでふと気づきました、自分はそこまで「むげふぁん」にはまっていたのか、と。改めてそう実感した瞬間でもありました。

 たかがPBW。そこまで入れ込まなくとも、十分に楽しむことはできます。むしろそれこそが正しい楽しみ方なのだと思います。しかしそれでもなお、私がはまってしまうだけのものを、「むげふぁん」は持っているのでしょうね。

「むげふぁん」も今年の8月で丸6年、いよいよ佳境に入っていますが、最後まで遊び、楽しみたいと思います。